第25課気持ちをつたえる - 別れ -
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結婚式
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- キリスト教式結婚式1
日本では、宗教とは関係なく、好きなスタイルの結婚式を選びます。これは教会の結婚式です。キリスト教ではない人も、教会で結婚式をします。現在、70%近くが、キリスト教式の結婚式です。 - キリスト教式結婚式2
新郎はタキシードを着て、新婦はウェディングドレスを着ます。教会で、神父の前で結婚をちかいます。 - 仏前結婚式1
お寺の結婚式です。お寺の結婚式は『仏前式』と言います。仏前式の結婚式をする人は、現在では1%以下と、とても少ないです。 - 仏前結婚式2
新郎、新婦が持っているのは「じゅず」です。お寺の結婚式では、新郎新婦にじゅずが与えられます。 - 神社
神社の結婚式です。『神前式』と言います。 - 神社の結婚式
神主や巫女が前を歩き、その後に新郎新婦、親族が歩きます。新郎は「紋付き袴」と呼ばれる着物を着ています。新婦は「白無垢」という白い着物を着て、「角隠し」をかぶります。 - 雅楽
雅楽は日本のでんとう的な音楽です。「しょう」「ひちりき」「りゅうてき」という楽器を演奏しています。これらの楽器はまとめて「三管」と言います。 - 巫女舞
音楽や踊りで2人の結婚をお祝いします。巫女が、踊りを踊ります。巫女の踊りを「巫女舞」と言います。 - お鈴の儀1
神様が守ってくれるように、鈴を振ってお祈りします。これを「お鈴の儀」「鈴振神事」などと呼びます。 - お鈴の儀2
鈴を振る巫女です。巫女は、20代までの、結婚していない女性がつとめます。 - 誓杯の儀1
神前式では新郎と新婦がお酒を飲みます。「三三九度」と言います。こうして結婚の約束をします。 - 誓杯の儀2
2人の家族もいっしょにお酒を飲みます。 - 玉串奉奠
新郎新婦がちかいのことばを読んだ後、「玉串」を神様にささげて、お祈りします。玉串は「さかき」という木の枝に紙をつけたものです。 - 二礼二拍手一礼
神様の前で、2回おじぎをして、2回手をたたいて、1回おじぎをします。これは神社でのお参りのしかたです。胸の前で手をたたきます。 - 神主
神主が「心からおいのりもうしあげます。本日はまことにおめでとうございます」とあいさつします。 - 記念写真
式が終わると、2人の家族、親戚といっしょに記念写真をとります。 - 披露宴1
式の後、ホテルやレストランでお祝いのパーティーをします。披露宴と言います。受付で、「ご祝儀」というお祝いのお金を渡して、名前を書きます。ご祝儀はだいたい、3万円ぐらい払います。 - 披露宴2
披露宴には、友だちや会社の人など、結婚式よりも多くの人を招待します。 - スピーチ
お祝いのスピーチがあります。会社の上司にスピーチをお願いすることが多いです。 - ウェディングケーキ1
2人で一緒に大きなケーキを切ります。「結婚式の後に2人でいっしょにする最初の仕事」と言われ、披露宴のメインです。 - ウェディングケーキ2
ケーキを切る様子の記念写真をとっています。いい写真をとろうと、みんな近くに寄ってきています。 - 披露宴の料理
お祝いの料理です。和食の場合も、洋食の場合もあります。はしは「祝いばし」を使います。祝いばしは両方の先が細くなっていて、神様といっしょにごはんを食べるという意味があります。 - お色直し
2人とも衣装を着替えました。衣装を変えることを「お色直し」と言います。和服から、新郎はタキシード、新婦はドレスに着がえました。 - キャンドルサービス
お色直しの後は、キャンドルサービスです。新郎と新婦があいさつをしながら、テーブルにあるキャンドルに火をつけてまわります。 - 花嫁の手紙
新婦が、自分の両親に「今まで育ててくれてありがとう」というお礼の手紙を読みます。 - 花嫁の父
新婦のお父さんが感動して、泣いています。 - おみやげを渡す
披露宴が終わると、新郎と新婦、2人の家族は出口でお礼のあいさつをします。このとき、小さなプレゼントを参列者に渡します。 - 引き出物1
新郎、新婦からのおみやげです。参列者全員に渡します。結婚式のおみやげのことを「引き出物」と言います。 - 引き出物2
引き出物は、お菓子やお酒、食器などです。重くて持って帰るのがたいへんなので、最近では、カタログを渡し、そこから好きなものを選んでもらい、後で家に送る方法も人気です。 - 新郎新婦
新郎は「2回ぐらいなみだが出そうになり、がまんして最後までやりました。あっという間でした」と感想を言いました。新婦もとてもうれしそうです。